1994-11-29 第131回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
○岩佐委員 しかし、実際には「戦争終結への直接的契機ともなった。」ということは、これがあったから戦争終結に向かったんだと素直に読めるわけですね。 広島の平岡市長が国連NGO軍縮特別総会に出席をしたときに、アメリカ代表の「原爆投下は、戦争を早く終結し、米兵や日本人の犠牲を最小限にするためやむを得なかった」との発言に対して、次のように反論しておられます。
○岩佐委員 しかし、実際には「戦争終結への直接的契機ともなった。」ということは、これがあったから戦争終結に向かったんだと素直に読めるわけですね。 広島の平岡市長が国連NGO軍縮特別総会に出席をしたときに、アメリカ代表の「原爆投下は、戦争を早く終結し、米兵や日本人の犠牲を最小限にするためやむを得なかった」との発言に対して、次のように反論しておられます。
そして、これがひいては戦争終結への直接的契機ともなった。」こう述べていることは事実でございますが、御指摘のこの箇所は、原爆投下の歴史的な位置づけを客観的に述べたものであって、原爆投下の事実について積極的な評価を与える趣旨のものではないと私は認識しております。
と述べ、その犯罪性、残虐性を認めているわけですが、ところが、この原爆投下が「戦争終結への直接的契機ともなった。」逆に美化をしている。この点についてどう政府はお考えでしょうか。
時間がありませんから、この基本問題懇談会の考え方の間違い、一つは、原爆投下は「戦争終結への直接的契機ともなった。」、これは許すべからざることです。原爆投下をある意味で美化しているわけですからね。 二点目は、受忍論です。受忍というのは、音がうるさいとか震動がひどいとかいうのを我慢せいということですから、それをどうして原爆の場合に応用できるか。これはもう絶対容認できないですよ。
ところで、累積債務発生の直接的契機は、やはり二度にわたる石油ショックであったように思います。石油価格の急騰に伴い、OPEC等の産油国の国際収支は巨額の黒字を示すようになりましたが、その反面、非産油国の国際収支は巨額の赤字に陥ったわけであります。多くの途上国は経済開発のさなかにこのような石油ショックに見舞われましたから、たちまち外貨資金繰りに支障を来したわけです。
そして、これがひいては戦争終結への直接的契機ともなった。 それから この惨禍で危うく死を免れた者の中にも原爆に起因する放射線の作用により、三十五年を経た今日なお、晩発障害に悩まされている者が少なくない。
驚くべきことに、それは、戦争終結の直接的契機となったとして、国際法違反の戦争犯罪であるアメリカの原爆投下を弁護し、原爆被害は国民がひとしく受忍しなければならない戦争の犠牲であるなどと述べて、世論の厳しい批判を浴びたのであります。総理はこの見解を肯定するのかどうか。また、国家補償の原則に基づく被爆者援護法の制定は日本国民の国民的課題となっていると思いますが、総理の見解を求めるものであります。
そこで、まず第一に、中東戦争、OAPECの石油供給削減を直接的契機として一斉に石油危機が叫ばれ、石油、石油製品はもとより、あらゆる工業製品にわたる物不足と価格の暴騰を来たしているので、政府も十六日に石油危機緊急対策要綱を閣議決定された。この要綱の検討を中心に石油危機、物不足がなぜ起きたのか、この真の原因は何か、国民の立場に立って解決するにはどうしなければならないのか、この点を明らかにしていきたい。
そして、その実施がドル売りを急激に誘発をして、変動相場制採用の直接的契機になった、こういうふうに私は見ますが、いかがですか。
そして、私がこの都道府県合併特例法案に反対をするのは、この法案の直接的契機になっている阪奈和やあるいは東海三県の合併政策が、さっきも述べましたが、財界の工業用水や住宅用地確保といった広域化の要請に基づいたものであるからです。この要請に便乗して地方を中央の権限体系の中に組み込んでいく、これに対する監督を強める伝統的な官僚的方式をこの法案の中にどうしても見ざるを得ません。
御承知のように、今日における日本経済の不況は、その直接的契機といたしまして、昭和三十六年以来の国際収支の危機に対する金融引き締め政策から開始されていることは申すまでもございません。しかも、池田内閣は、その金融の引き締めによりまして、デフレのしわを勤労大衆に寄せながら景気の調整をはかってきたのであります。
というのは問題は、たとえば週休制の実施、一斉休業というものを実行する直接的契機が何であるかということと、それをもたらすに至った客観的条件が何であるかということに分けて考える。私は直接的契機のことを問題にいたしておりますし、この法律におきまする業者間協定というのも、最終的に表に現われる直接的な行為を言うております。